スティーブ ・クレム・グローガン｜マンソン・ファミリーのメンバー

スティーブ ・クレム・グローガン（Steve “Clem” Grogan）

1951年7月13日生まれ（テート・ラビアンカ殺人事件当時：18歳）

マンソンファミリーの元メンバー。

生い立ち

問題児であったグローガンは、両親に見放され、牧場に預けられることになり、牧場の周りで雑用を担うようになりました。

マンソン・ファミリーへの加入

グローガンが働いていた牧場は、後にチャールズ・マンソンらマンソン・ファミリーのメンバーが居住するようになり、グローガンはマンソン・ファミリーの一員となりました。

テート・ラビアンカ殺人事件では、グローガンは車の中留まり直接殺害には関与しませんでしたが、彼は数週間後に、滞在していた牧場の労働者であった、ドナルド・ショーティ・シアの殺害に関与しました。グローガンはドナルド・ショーティ・シアに対する殺害で死刑判決を受けましたが、裁判官により、当時グローガンは精神的な判断能力欠落していたと判断され、後に終身刑に減刑されました。

また、マンソンファミリーの仲間であるキャサリン・シェアは、刑務所に収監されている間に、グローガンの息子を出産しました。

その後

グローガンは、警察のドナルド・ショーティ・シアの遺体発見調査に協力した後に、1985年に刑務所から仮釈放されました。
グローガンは2021年の時点で、殺人罪で有罪判決を受けたマンソン・ファミリーのメンバーの中で、唯一の仮釈放された人物です。